彼女と外出先のカフェや喫茶店でコーヒーを飲むのもいいですが、自宅で一緒にゆっくりコーヒーを飲みたいときもありますよね。忙しいのに家事を手伝ってくれたり、仕事での疲れを気遣ってくれたりする彼女に、美味しいコーヒーを淹れてあげてみてはいかがでしょうか。今回は、自宅で美味しいコーヒーを淹れるための7つのアイテムをご紹介します。
<自宅でコーヒーを淹れるための7つのアイテム>
①コーヒー豆
最近はスーパーやコンビニでもコーヒー豆を買うことができますが、まずは最寄りのコーヒーショップへ行きましょう。チェーン店でも、個人経営のお店でも、どちらでも構いません。
100g単位で量り売りをしてくれるところがほとんどなので、1人暮らしでも豆が余って困ることはありません。
濃いコーヒーが苦手な場合は浅煎りのコーヒー豆を、濃いコーヒーが好きな場合は深煎りのコーヒー豆を買いましょう。コーヒー豆は産地によっても味が様々です。
ブラジルやコロンビアと言った中南米地域、イエメンやタンザニアなどの中東・アフリカ地域、スマトラやスラウェシと言った島々が連なるインドネシア地域などがあります。それぞれ味に特徴があるので、飲み比べてみてお気に入りのコーヒー豆を見つけましょう。
②水
コーヒーは水道水でも淹れることができますが、せっかくなのでミネラルウォーターを使ってみましょう。軟水を使うとマイルドな味わいになり、硬水を使うと苦味が引き立つ、と言われます。あっさりとしたコーヒーが好みであれば「クリスタルガイザー」や「ボルビック」などの軟水がお勧めです。苦いコーヒーでも平気、といった場合には、硬水の中の硬水「コントレックス」がいいでしょう。
あっさりし過ぎず、濃すぎない中硬度のミネラルウォーターには「エビアン」があり、バランスの取れた味わいになります。
③コーヒーミル
引用元:Amazon
コーヒー豆を挽く器具です。挽きたての豆は香りがよく、1杯毎の分量で挽くことで、豆の鮮度を保つことができます。コーヒー豆の賞味期限は豆の状態で1か月、挽いてしまうと1週間程度と言われています。
コーヒーミルにはハンドル式の手動ミルと、スイッチを押して豆を挽く電動ミルがあります。手動はハンドルを回して、豆をムラなく挽かないといけないため、力加減が難しく、挽き終えるまで少し時間もかかりますが、コーヒー豆を自分の手で挽いている実感があります。ハンドル部分が自分の手に馴染むミルが最適です。
一方電動ミルは、ハンドメイド感はやや薄れますが、豆の挽き具合も均一になり、数秒~数十秒で挽き終わります。忙しい朝などにコーヒーを淹れるときは電動ミルが好ましいですが、時間があるときには手動ミルでゴリゴリ豆を挽く感覚を味わってみてもいいかもしれません。
④ペーパーフィルター
引用元:Amazon
後述するドリッパーにセットする紙のフィルターのことです。酸素漂白している白いフィルターと、無漂白(みさらし)の茶色いフィルターがあります。どちらを使っても、コーヒーの味に大きな違いは出ませんが、使うドリッパーの形(円すい型か台形型)に合わせたサイズのフィルターを購入しましょう。
⑤ドリッパー
引用元:Amazon
ペーパーフィルターをセットする土台です。形は円すい型と台形型がありますが、台形型の方が短時間でコーヒーの抽出ができます。材質にはプラスチック製と陶器製があります。軽くて丈夫なプラスチック製がおすすめですが、陶器製でもコーヒーを抽出するうえで大きな違いはありません。
ドリッパーの底には抽出したコーヒーをサーバーに注ぐための穴が開いています。3つ穴と1つ穴があります。穴が少ないと抽出時間が長くなるため、コーヒーの香りと味をしっかり出したいときには1つ穴。短時間でコーヒーを抽出したいときには、3つ穴がよいでしょう 。
⑥コーヒーサーバー
引用元:Amazon
ドリッパーから滴るコーヒーを溜めるための容器です。耐熱性で軽いものを選びましょう。市販のコーヒーサーバーの大半は、約4杯分のコーヒーを溜めることができます。
万が一、彼女が「友だちも呼んでもいい?」と言い出しても大丈夫です。呼んでほしくないですが。
⑦ポット
引用元:Amazon
お湯を注ぐときに使うポットです。コーヒーを手で入れる“ハンドドリップ”では、お湯を少量ずつ注ぎます。お湯の出具合を調節できる、 ステンレスポットを使ってコーヒーを淹れるだけで、一気に喫茶店のマスターっぽく見えますね。
まとめ
上記の7つのアイテムを揃えれば、自宅でも手軽にコーヒーを淹れることができます。コーヒーを自分の手で入れる“ハンドドリップ”ではコーヒー豆や水、使う抽出器具によって味に違いがでます。コーヒー豆や抽出器具にこだわろうと思えば、どこまでもこだわることができますが、まずは必要なアイテムを揃え、美味しいコーヒーを淹れるための基礎をマスターしましょう。